sayonara (1957)

主人公カップルよりも何よりも、色んな意味で日本人で唯一のアカデミー受賞者のナンシー梅木さんにばっかり目がいった。途中から、心中ていうか死の匂いから逃れられなくなって、浄瑠璃を皆で見ているシーンで「ああもう間違いない」ていうのが結局当たってしまってやりきれなかった。アメリカ人の夫と日本人の妻の愛っていう主題を押し切って、当時の支配する側(アメリカ)とされる側(日本)のモデルばっか前に出てたけど、まあ、それはそれでおもしろかったです。